【旅ログ】家族で諏訪湖一周サイクリング!7歳の娘と走り切った18kmの旅

こんにちは、シマです(@SHIMAxLOG)
全長16km、寄り道を含めて18km完走。湖畔をぐるっと一周できるサイクリングロードは、歩行者と自転車が完全に分離されていて安心。しかも自転車は対向2レーンで、追い越しもスムーズ。ファミリーでも本当に走りやすい道でした。

- 家族でサイクリング旅行を計画している方
- 諏訪湖を一周して観光やグルメも楽しみたい方
- 安全なサイクリングロードで子どもと走りたい方
出発までの道のり
浜松から車で約3時間。
折り畳み自転車(DAHON K9X)と娘の20インチMTBをダイハツ・ロッキーに詰め込み、家族3人ぎゅうぎゅうで諏訪へ。妻は現地でレンタサイクルを利用。ちょうどお昼12時30分ごろ、諏訪湖レンタサイクルさんに到着しました。ここは夏季18時まで貸し出し可能な唯一のお店らしい。電動アシスト自転車の使い方も丁寧に教えてくれて、安心してスタートできました。車を諏訪湖レンタサイクルさん(長野県諏訪市湯の脇1丁目9−1)に駐車して諏訪湖一周の旅が始まりました。公式ページはこちら

2時間1000円 4時間2000円 1Day(夏季18時返却)3000円(割引があるかも?)
1Dayでお借りしました。割引券の利用で2000円になりました。とっても利用しやすい金額だと思います。
間欠泉センター

サイクリングロードまでは本当に数分。線路を1本わたって、路地を抜けたらすぐに諏訪湖。れから間もなく私たちが諏訪湖一周のスタートにしたのが、間欠泉センター。
かつては時間になると空高く噴き上がる演出が名物だったそう。いまは自噴の状態。諏訪市公式サイト
今回はあいにくの曇り空。湖を前に深呼吸。雲のベールが陽射しをやわらげ、気温は23〜28℃。走るにはむしろありがたい。(最初の地図の1番地点)
諏訪大社を目指したけれど、やめる決断
この日は反時計回り。最初の目的地は「諏訪大社 下社」だった。
サイクリングロードを外れて車道を走る区間が出てきた。小学2年の娘と並走するにはヒヤッとする場面が増えそうだし、+約4kmの寄り道は体力的にも微妙。返却は夕方まで。時間にも余裕がない。
そこでいったん脇道に入ってみましたが、車通りも多く危険と判断。今回は潔く安全優先で諏訪大社は見送り、すぐにサイクリングロードへ戻った。そしてサイクリングロードのありがたさを改めて実感しました。
諏訪大社は日本最古級の神社の一つで、上社本宮・前宮、下社春宮・秋宮の四社から成る「諏訪四社」。軍神・狩猟神として崇敬され、御柱祭でも知られています。またいつかお参りに行きたい。

遠くに富士山が見えるフォトスポット(最初の地図の2番地点)。曇っていたせいもあってうっすら。諏訪湖を見渡すと、本当にこれを一周して走ってこれるのか?と不安になって娘は『むりぃぜったいむり!』と最初は嘆いていた。
この道そのものがごちそうだ
諏訪湖のサイクリングロードは、とにかくよくできている。
歩行者と自転車は分離、自転車側は対向2レーン。基本1列で走っていれば、後ろから速い人が来ても自然に追い越してもらえる設計。そして何より車道と明確に分離されているから、家族でも安心して景色に集中できる。道のストレス”が少ないだけで、旅の満足度は一段上がる。

足湯、モニュメント、そして湖上のカフェ
スタートの間欠泉センターから約5.5キロ(最初の地図の3番地点)。約1/3まで来たところで、トイレと足湯休憩。
曇り空の下、湖面の風に背中を押される。途中、「諏訪湖ハイツ足湯」でほっとひと息。ハワイアンの音楽とフラのステージがちょうど始まって、娘はにっこにこ。

釜口水門(かまぐちすいもん)そばの諏訪湖モニュメント(最初の地図の4番地点)では、ここから水は天竜川を通って、私たちの地元・浜松の脇を流れて海へ出るんだと知って、ちょっと胸が熱くなる。

そして湖上に張り出した桟橋の先に佇むLAKEHOOD OKAYAへ。(最初の地図の5番地点)

ラテとアフォガートでクールダウン。2階テラスからの眺めは抜群だけどこの日は、家族の希望で涼しい店内で足を休める。湖に“浮かぶ”感覚が面白いカフェ。自分だけ2階に上がってみました。

ガラスの里で、娘の「乗りたい!」が始まる
「SUWAガラスの里」(最初の地図の6番地点)に自転車を止めると、やたらと車高の高いバスのようなものを発見。15時55分頃。水陸両用バスのダックツアーでした。

16:05発がまだ間に合うというので、娘の「乗りたい!」が止まらない。勢いでチケットを握りしめ、トイレを大急ぎで済ませ、ギリギリ乗車に間に合った。窓のない水陸両用バスに乗り込む。陸を走り、湖へドボンと突入。風が想像以上に冷たくて、運動直後の娘はお腹を冷やしてしまったようで後半は辛そうだったけど、何とか持ちこたえた。

便の設定は季節で変わるけれど、目安は10:00/11:10/12:40/13:50/15:00/16:05(+夏季は17:10)。当日の運行は公式の時刻表を要チェック。DUCKTUOR! 少しお値段が高く感じますが、所要時間は50分。1度は体験してみたくなるツアーです。私も記憶の限りでは人生で初めて。記念に乗ってみるのもオススメです!
大人 | 3900円(繁忙期特別料金)通常は3600円 |
小学生以下 | 2800円(繁忙期特別料金)通常は2800円 |
本当は妻がガラスの里の館内を見学したがっていたけれど、自転車の返却時間もあるし、娘の体調もあまりよくなさそうだったので、今回は諦め。次回の楽しみが一つ増えた、ということにしておきました。ここで娘はリタイヤするかなと思っていましたが、自分から、『最後まで頑張る』といってくれたのでとても嬉しかった。
夕暮れのラストスパート、そしてゴール
湖岸の色が少しずつオレンジに変わる。スタート地点の間欠泉センターに到着するとこみ上げてくる達成感。そのまま自転車を返却に向かう。17:45、レンタサイクルに無事到着。娘の手には一周完走証。誇らしげに掲げる顔を見て、とてもうれしかった。

汗は自転車返却して車で2分ぐらいの場所にある、片倉館のレトロな湯で流す。洋館風の建物、2階テラスからの夜景も見れた。

そして最後はまさかの“夕食難民”。19時にお風呂を出発した。近くに家族で気軽に入れそうなお店が上手く見つけられず、良さそうなところを4件ほどはしごした末が、どれもご縁が無く、満席や営業時間の終了が近いなどで、入れなかった。考え方を変えて、諏訪ICの近くで探すことにした。もう疲れ切っていたので一日を頑張ったご褒美に、安心と安定のロイヤルホストへ。広いテーブルに料理が並んだ瞬間、ようやく今日の旅が締まった。

ファミリー目線でわかった諏訪湖サイクリングの心得
- 諏訪大社は次回。子連れなら“安全と距離”を天秤に。無理せず、欲張りすぎないことが、最後の笑顔につながる。
- サイクリングロードが最高の観光資源。分離&2レーンで、家族にも速い人にも優しい。
- ダックツアーは当日の便を要確認。16:05に乗車。季節で増便(夏の17:10など)もある。
- 夕食のことは事前に調べておいた方が良い
走行メモ
- ルート:諏訪湖一周(反時計回り)
- 走行距離:約18km(寄り道込み/一周は約16kmと公式情報)
- 実走時間:約1時間30分(休憩・観光たっぷり)所要時間5時間。
- 子ども:7歳(20インチ/非電動)でも完走
- 体感難易度:ほぼフラットで、“道の安心感”が背中を押してくれる
次に来るときは、諏訪大社も、ガラスの里も、もっと余白を持って。
でも今日はこれで満点。湖と道と家族の時間に、ありがとう。
最後に小話:チケット管理にちょうどいいフィドロック
先日購入したFIDLICK TWIST essential bag L
細かい使用感については改めて記事にまとめますが、今回のサイクリングで思わぬ便利さを実感したのがフィドロックの小物入れでした。
特にダックツアーでは、貴重品を入れたバッグをサッと外して持ち歩き、そのまま購入したチケットを差し込んで管理。寄り道が多い私のようなスタイルには、この「一時的にチケットをしまえる安心感」がとてもありがたく感じました。

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